
抹茶碗の詩・無心
ロクロに乗る粘土と向き合い無心に手を動かす。世俗のしがらみから離れ、心に浮かぶ造詣を形にしていく。物欲から離れ、瞑想の中で遊ぶ。来世には思いで以外すべてを置いていく。
自問自答

抹茶碗の詩・自問自答
最近自分は何のために抹茶碗を作るのか?自問自答することが多くなった。茶碗作りに興味を抱き、日々飽きもせず作り続けているわけだが、それには私なりの理由がある。抹茶碗は本来お茶をいただく一つの道具にすぎないのだが、抹茶碗には古来より単なる機能をそなえた道具以上の何かがある。先人たちは抹茶碗の中に神秘的な大自然や夜空に広がる星々などを写してきた。
未練

抹茶碗の詩・未練
いくつになっても、もっと豊かになりたいという思いはある。しかし多くを所有すれば旅立ちの日の未練は増す。
器

抹茶碗の詩・器
世の中には器の大きい人、小さい人がいるという。すると当然、器の清い人、濁った人もいるはずだ。私自身は何となくおもむきのある人を目指したい。
晩年

抹茶碗の詩・晩年
人生は晩年にある。家族や仕事から解き放たれ自由な思索と行動の中で、自らを醸成する至福の時である。
