茶飲み話・核戦争
ウクライナでの戦争も早いものですでに一年が経過するが、いっこうに停戦の気配すらない。すでにロシア、ウクライナとも弾薬や兵器が底をつき、戦況はこう着状態に陥っている。このまま欧米がウクライナに、さらなる武器援助をしなければ現況のまま戦火はなんとなく鎮まる可能性もある。しかしそれでは領土を強奪され、多くの戦死者をだしているウクライナ国民は納得しない。
先日もドイツなどNATO諸国が新たに最新鋭の戦車を、アメリカが戦車とミサイルを追加で援助し、戦争はますますエスカレートする気配が濃厚だ。すると兵器が底をつき始めたロシアがとる次の一手は、核爆弾の使用ということになる。すると米、欧を巻き込んでの核戦争に発展することもあり、世界は第三次世界大戦に突入することになる。
「鳥も通わぬ、八丈島へ」私が大学一年の当時、伊豆七島の南に位置する八丈島はまだこのように形容されていた。友達の姉さんが嫁ぐこの島へ、私は夏休みを利用して2週間ほど滞在したことがある。竹芝桟橋から丸一日船で揺られると早朝八丈島に着いた。当時はまだ港の整備が遅れ、船からは小さなハシケに乗り換え上陸した記憶がある。
そこでもし日本も第三次世界大戦に巻き込まれたらどこに逃げるか?と頭をめぐらすと小笠原諸島の次にこの八丈島が頭に浮かぶ。おなじ離島でも中国に近く米軍基地のある沖縄諸島は、核弾頭が降ってくる可能性が高い。かといって北海道はロシアに近いし、青森県には米軍のミサワ基地がある。福島は原発があるし、関東は横田、厚木などの基地、北陸は攻撃の標的になりやすい原発が乱立する。
世界ではどこの国が一番安全か?という最近のデーターによると、まずヨーロッパではグリーンランドにアイスランド、アイルランド。それと比較的安全な南半球は、まずはニュージーランド、タヒチなど島国。南米ではチリやアルゼンチン、などだという。でも一番安全なのは南極大陸の昭和基地かな・・・。(この年になると八丈島に逃げるのもおっくうで、一瞬で死ねるなら爆死もよいかもね。勝田陶人舎・冨岡伸一)