茶飲み話・中国
「中国は2030年には経済力でアメリカを超えるかも?」と言った話が本気で語られていた数年前では全く考えられないくらい、昨今中国の経済力の落ち込みは激しい。先日も巨大な二つの不動産会社が近々破綻するというニュースが流れる。これにより世界の株式市場に動揺がはしった。バイデンさんも習近平は独裁者、今の中国は時限爆弾と発言した。
いま中国の一般庶民は大変だ。多くの人が多額のローンを抱え、その返済に苦しんでいる。通常中国のマンションなどは開発業社が土地を借り受け、建物が建設され始めると先に売買契約をし、全額を前払いするシステムになっている。そこで庶民は未完成の物件を買うことになる。
ところが不動産業者の資金繰りが悪化し、建設が進まないと入居できない状態でローンの返済が発生する。すると現在住んでいる住宅の家賃と高額ローンのダブルの支払いになる。これでは庶民生活は完全に崩壊だ。コンクリートむき出しの高層マンションなど3年も風雨にさらされると内部の鉄筋がさび、ダイナマイトで爆発処理するしかない。泣こうがわめこうが騙される人が悪い、それが中国の常識。チャンチャン、オシマイ!
この夏日本で「蝉を大量に捕獲しないでください」という中国語の掲示板が埼玉の公園に張られたという。原因は中国人による蝉の幼虫の捕獲だ。中国では蝉の幼虫を揚げて食用にする文化があるらしく、一人の中国人が日本には旨い蝉の幼虫が簡単に取れるというSNSをあげた。これを見て密かにまねをする中国人が増えているらしい。
浅草の浅草寺の多くのハトを見て、なぜ日本人は捕まえて食べないのだ。雲仙の清水の側溝を泳ぐ錦鯉を、カラ揚げにしたら旨そうだ。江戸川の河口では勝手にカキを大量にとり業者に売り飛ばして儲ける。そして今回は蝉だ。でもありがたいことに今回のトリチュウム騒ぎで日本旅行を規制するらしい。(日本はすでにオーバーツーリズムなので民度の低い人たちはお断り!勝田陶人舎・冨岡伸一)