茶飲み話・物価高

 

「最近、私のブログではお金に関する話題が多くなった!」でもあえてそうしているので我慢してフォローしてほしい。それは今の時代が歴史的に大転換点にあり、今までの思考では厳しい老後が待っている予感がするからである。もうすでに日本はデフレからインフレの時代に突入している。そしてインフレは加速していく可能性も高い。

インフレとは何か?それは単に物価が上がることではない。簡単に言えば現金すなわち、円の価値が目減りしていくことである。毎年1万円で買える物が少なくなっていく現象だ。日本に住んでいるとまだあまり感じないが、海外に出ればそのことを強烈に実感するはずである。いまハワイなどに行くとすべての物価が日本の3倍はするそうだ。航空運賃も短期で2倍以上に跳ね上がった。

「貯蓄から投資へ!」と岸田首相は宣言し株式投資などで得た利益に対して、課税しないニーサ枠を来年から二倍に拡大する。そしてこれを毎年上乗せし1800万円まで拡大できる。この改正は年金生活者にとってはありがたい朗報で、うまく活用すれば消費税の廃止などよりよっぽどメリットがある。でもこのことの裏には重要なメッセージが隠されているのだ!

日本は長かったデフレから脱却し、いよいよインフレの時代へと突入していく。すると年金支給額は物価上昇に付いていけない。そこで給料の上がる現役世代は良いが、困るのは年金生活者である。そのためこの状況を解消すべく、国が我々に用意したのがニーサ枠の拡大である。国は「もう皆さんの面倒をみきれないので、税金取らないから自分でお金増やしてください!」とのメッセージです。

「これから激動の時代がやって来る!」投資の優劣で生活のレベルが変わるカジノ社会の到来だ。ただ何となくゼロ金利で銀行預金する人と、貴金属や優良株式または賃貸不動産などを保有するする人との格差がどんどん広がっていく。でもこれは国の方針なので素直に従うしかないのである・・・。(インフレが進行し、「虎の子」が減少すればいつか「オケラ」になる。勝田陶人舎・冨岡伸一)

 

 

 

 

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