茶飲み話・セーラームーン
「なんだよ、いい年してセイラームーンかよ!」の声が聞こえてきそうだが、すでに30年前に人気だったこの日本のアニメが、最近再び海外でもブームになっているという。欧米などから大挙してやってくる外国人観光客の中には憧れの日本にいったらスカイツリーでなく、ぜひ東京タワーに登ってみたたいという人が多い。理由はセーラームーンのアニメ風景の中にたびたび登場するからだそうだ
そいう私も数あるアニソンの中でも、セイラームーンの主題歌「ムーンライト伝説」は大好きで最近でも時々聞いて口ずさんでいる。なんかこの曲聞くと元気が出て、疲労回復薬ユンケルの代わりになるのです。若いころを思い出し、ニンマリするのも健康維持には悪くない。この曲の歌詞を完全に覚えていつかカラオケで歌てみたいとも思っている。
カラオケと言えば来日する外国人達にもカラオケボックスは大人気で、日本人と一緒にアニソンを歌いもりあがるという。今やアニソンは世界共通文化で多くの外国人も知っているらしい。彼らは治安のよい東京の街を散策し、腹が減れば安価で旨いカツ丼や牛丼を食べカラオケでアニソンを歌う。
ところが最近のセーラームーン・リバイバルの裏には実は隠された意味合いがある。それはセーラームーンがLGBTすなわち、同性愛者達の間で特に好まれている点だ。以前アメリカで放映された頃には、まだアメリカはキリスト教的倫理観が強く、登場人物の中に存在した同性愛的表現は削除されていたという。それが今日では性同一性に対する認識が変わり、原作道理に放映されたいる。
日本は神道のおかげで、他宗教のように個人の行動を規定するような厳格な教義が存在しない。そのため人々はある程度自由に人生を謳歌してきた歴史がある。倫理観などは明治になってキリスト教宣教師がミッションスクールなどを作り、広めた結果だ。元来日本人は「お天道様がみている」。「人に迷惑をかけるな」程度の文言で社会秩序を維持してきた。(宗教や独裁者の弾圧などに支配されない、我が国の秩序が世界一良いのも不思議!勝田陶人舎・冨岡伸一)