茶飲み話・医療保険

 

人生70歳を超えてくると身体のあちこちに経年劣化が進み、いろいろな病に悩まされることになる。事実私自身も5年前に大腸癌を発病し、上行結腸を削除。続いて1年半前に肺癌を患い同じく右肺を5分の1ほど削除した。それから4か月前に今度は下腹部の痛みを感じ、鼠経ヘルニアと診断され手術を受けるというご難続きだ。でも幸いな事にいずれも発見が早く大事に至らないですんでいる。

「全く、なんで生まれつき健康体なのに、年間60万円もの医療保険を払い続けなければいけないの!」と3,40代の現役バリバリの頃には文句をたれていた。でも50代の中頃になると高血圧症と診断され、毎月クリニックに通うことになった。そしてその頃になると収入も減少し、医療保険の負担もだいぶ軽減された。でも60代まではまだ日本の医療保険は高いと感じていたのだ。

ところが70代になるとこの気持ちは一変する。度重なる手術でも国の高齢者医療制度と自身の生命保険とで自己負担は全く無し、そのうえ小遣い銭まで付いてくる。まったく日本の医療制度には改めて感謝しきりとなった。でもこの充実した医療制度を狙って中国などから疾患を抱えた人が密かに入国し、高額の手術を受ける事例も増えているので政府は厳密に対処してほしい。

いま中国の高齢者は大変だ!建前では共産主義なので平等に福祉を受けられるはずだが、実際には共産党の幹部以外は殆ど医療制度が機能しない。多くの高齢者は多額の医療費が払えず病を患っても病院には行かず、ほったらかしで野垂れ死にを待つという。もし私が中国に生まれていたら5年前の大腸癌が進行し、そろそろ鬼籍に入るころである。同様に先進国アメリカでも医療制度は未発達で、病気になれば高額の医療費に悩むことになる。

「日本に生まれて本当によかった!」年を重ね、平穏な日々を送るとつくづく実感する。強欲で道徳心などない中国人にこの美しい日本を壊されたくない。先日も二階俊博など日中友好議連の親中派が中国に表敬訪問をし、修学旅行生など交流を深めるなど提案をしていたが、全くアホな連中だ・・・。(総裁選が始まるが、くれぐれも河野、林、などの親中派の選出はやめて欲しい。勝田陶人舎・冨岡伸一)

 

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