茶飲み話・ドージ

 

トランプ大統領が就任してから一か月近く経過したが、すでに沢山の大統領令が提出され、様々なところで混乱が発生している。特に就任前から公言していたイーロンマスク率いるDOGEドージ、政府効率化計画の推進は既成制度で利権をむさぼっていた多くの関係者を窮地に追い込んでいる。そしてすでに解体されたUSAID米国際開発局は人道支援の目的で設立されたが、いつの間にか既得権益の温床になっていたのだ。

その他これから矛先が向かうのがCIA、FBIの国家安全保障にかかわる組織や、FRBなどの中央銀行制度の変革である。しかしこの組織改革を試みたリンカーンやケネディなど歴代の大統領はことごとく暗殺されているので、トランプ大統領の身の安全が危惧される。今アメリカで起こっているトランプ改革はすでに革命のレベルまで進む。そしてこの流れはそうばん日本にもやってきて、自民党政治やマスコミを大きく変えていくことになる。

「時代をよく見てください!」もしあなたがトランプ大統領の政治手法が独裁的であり、旧態依然とした親中の石破政権が穏健であるなどと思うとまずいです。時代は変革し、数年後には世の中の価値観が全く変わります。ついて行くのも、行かないのも個人の自由ですが、私自身は長く続いてきた自民党政治、既得権の温床財務官僚や自分たちに都合よい世論を作ろうとするマスメディアなどを変革してくれる、日本のトランプ出現を待ち望んでいる。

トランプ改革の中でも私が特に興味を抱いているのが、世界の金融を握るFRB連邦準備制度理事会です。膨大に膨れ上がった米国の借金をどのような形で解消するのかをじっと注目しています。いまのところ手は三つ、ハイパーインフレにして借金を棒引きにする。金価格を数十倍に上げ金兌換にもどす。そしてビットコインなど暗号資産を使って未来の通貨制度を作るなどです。

「終わりよければ全て良し!」年金生活の最後にきて貧困になりたくない。現状維持の生活レベルをどのようにして保つのかじっと考える・・・。混乱の渦に巻き込まれ、気が付けば預貯金が大きく減価!などは絶対に避けたい。最近は世界的な金融危機がまもなくやって来るとの感情が高まる。政府やマスコミは庶民の動揺を避けるため、真実をギリギリまで公言しない。(例年どおり梅の花がほころび始めた。数年後も同じ気持ちで眺めたいものだ。勝田陶人舎・冨岡伸一)

 

 

 

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