茶飲み話・中国

 

最近中国が大変な事になっている。不動産バブルの大崩壊に端を発し、コロナ期の外出禁止令、突然導入したスパイ防止法に恐れを感じた外国企業の国外退去、共産党政府が力を入れてきた電気自動車や太陽光発電の急速な落ち込みなど負の連鎖が続いく。そしてそこに新たに加わったのが、トランプ政権による強烈な関税政策である。これで習近平もなす術もなく、中国は経済崩壊の道をたどることになった。

今や中国も日本のように失われた30年になるのか?という声も上がるが「冗談じゃない!」通称日本がデフレであった失われた30年は貧困に苦しむ人もなく、それなりに経済発展も続いた。そして新たなインフラの整備など、30年前と比べると各段に進歩した。いっぽう中国は、またかつての毛沢東時代のような食うや食わずの困窮生活が待っているのかも?

「アメリカという国は本当に恐ろしい国だ!」少しでも自国を脅かす可能性がある国が現れると徹底的に叩く。戦前にアメリカに逆らった日本は太平洋戦争へと導かれ、原子爆弾により完膚なきまで打ちのめされた。次にアメリカに対峙した旧ソ連は経済封鎖にあい衰退し、共産主義を捨てロシアへとかわった。そして再び我が国が経済発展を続け「ジャパンアズ№1」となると、それに怒ったアメリカは半導体など強烈な輸入規制を続け、日本の経済成長の手足をもぎ取った。

歴史を学ばない愚かな習近平はよせばいいのに、中国はアメリカを超える!と宣言した。すると当然アメリカの怒りをかい中国たたきが始まる。アメリカが怖いのは挑戦者は二度と立ち上がれないように、徹底的に打ちのめすことだ。今回の強烈な高関税などはまさに経済の原子爆弾で、これにより中国経済は息の根は止められる。そして後に残るのは、都市にそびえる耐震性の全くないゴミ・高層マンションの山である。

いま中国では多くの人が国外逃亡を企てている。当然我が国もその候補地の一つなので心配している。石破を始め今の内閣は殆どが親中派なので、現在でも留学生や富裕層などには門戸を開いたままである。もし中共が崩壊し彼らが大挙して日本に逃げて来たらどうするんだ!早くアメリカのように中国人の入国規制を強化してほしい。(軒先貸して母屋を取られる日も近い!勝田陶人舎・冨岡伸一)

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