茶飲み話・温暖化

 

昨年アメリカ民主党のバイデン政権から共和党トランプ大統領に代わると、今まで盛んに議論されてきた二酸化酸素排出の環境問題がパタリと終焉した。地球にやさしいとされる太陽光や風力発電などが影を潜め、再び化石燃料の使用を増大させる政策が推進されている。トランプ大統領は以前からCO2削減問題などには関心がなく、アメリカ合衆国に眠る大量のシェールオイルを掘って掘って掘りまくれと煽る。

一部の気象学者は二酸化炭素排出量と地球温暖化は直接の因果関係はなく、太陽活動の強弱が原因であると主張する。私は専門家ではないので詳しくは分からないが、最近の異常気象を眺めていると複雑な思いである。最近中東のドバイでは人工降雨を振らせるために大量のヨウ素銀を使っていたことで、環境汚染や大洪水が起こり、インフラが破壊された事例も報告されている。

そして今新たに問題にされているのが、AIテクノロジー推進のために必要な大規模なデーターセンターの建設である。大量な半導体などを使うデーターセンターは膨大な電力を必要とする。一つのデーターセンターを稼働させるには小さな原発一機が生み出す電力が必要だそうで、計画どうりデーターセンターを建設すれば二酸化炭素の排出量は爆増するという。

我々が住む千葉県の北東部には比較的地盤の強い北総台地があり、ここでは今大規模なデーターセンターがいくつも建設される予定である。東京電力は15年前の震災により、原発が一機も稼働していない。それでなくても火力発電に頼る電力供給では今でも電力は不足がしている。いろいろと批判もあるが将来のことを考えると、そろそろ柏崎の原発を再稼働する必要もありそうだ。

今月に入り毎日のようにイランでの戦争が報道されているが、このような地政学リスクの他にAI技術の急速な進歩による失業問題、通貨の刷りすぎによる金融崩壊、また環境破壊による巨大台風の発生など難問山積である。大変な時代に我々団塊世代は不安を抱えながら人生の終焉を迎えるわけであるが、混乱はこれからが本番である。(一寸先は闇、明日何が起こるか分からない時代だ!勝田陶人舎・冨岡伸一)

 

 

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