
茶飲み話・スポーツ
現在我が国ではWBCすなわちワールド・ベースボール・クラッシックの話題で盛り上がっている。注目はもちろん大谷君のホームランであるが暗いニュースの多い中、唯一心が和むイベントであると言ってよい。最近は多くのスポーツで日本人選手の活躍が目立つが、これは大柄になった日本人の体格以上に、個々人の下向きな努力のたまものであると言える。大谷君などは恵まれた身体以上に練習量を積み、ドジャースのチームメイトもあきれるくらい、技術向上に時間を費やしている。
スポーツはこれから増々注目されていくと思う。なぜならスポーツで体を動かすことは何の生産性も生まない。農作業などで体を動かす労働は生活に直結する生産活動であるが、スポーツはただ無駄にエネルギーを消費するだけの浪費と言える。以前スポーツは労働から解放された貴族など一部の特権階級に限られていたが、産業革命で徐々に一般人も肉体労働から解放されると、スポーツは健康維持のために広く普及していった。
第三次産業革命が始まっている現在、生成AIや人型ロボットの登場により人類は増々労働から解放されていく。給料は国から生活保障の形で無償で支給され、最低限の生活が維持できる。端的に言うと一部の超優秀な人以外は大学を卒業すると仕事がなく、いきなり年金生活者になる感じだ。ただ大工や配管工などの複雑な肉体労働は残るので、仕事に生きがいを感じる人はこのような仕事を選ぶとよい。
先日あのテスラのイーロンマスクが、3年後には殆どの仕事がAIやロボットに代替され大量失業時代がやって来ると言い放った。私自身はコンピーターが人類を追い越すまで10年はかかると思っていたが、あと3年後には大変革の時代に突入していくそうだ。日々アナログなオールドメディアのテレビなどを眺めているとなにも発信してくれないので、気をつけて欲しい!何も準備できないまま、いきなり混乱の中に放り出される。
いよいよ哲学の必要性を痛感する。人は何のために生きるのか?生きる価値とは何か?が根本的に問われる時代になるのだ。労働から解放された人類ははたして幸せなのか・・・?そこでこれから増々注目されるのがスポーツであると思う。大谷君などはただ野球が上手いだけで年間数百億円も稼ぐ。彼はノーベル賞受賞者でもレオナルドダビンチでもなく、ただスポーツするだけだ。(全ての価値観が問われる大変革の時代に突入していく。勝田陶人舎・冨岡伸一)
