茶飲み話・エゼキエル戦争

 

エゼキエル戦争とは2500年前に旧約聖書に書かれた未来に起こる終末戦争である。古代イスラエルの預言者エゼキエルが神の啓示を受け克明に記述した。それによると遠い将来、平和であるユダヤ人のイスラエルにロシア、トルコ、イランの連合軍が攻めてきて国を亡ぼすとされている。しかし神の助けにより連合軍は敗退し、大混乱の末イスラエルは甦ると予言されている。この時には核兵器らしきものも使用されるらしい。

長い間このような事は起こるはずないと思われていた。しかし流浪の民であるユダヤ人が1948年にイスラエルを建国すると周辺諸国と敵対し、エゼキエル戦争が徐々に現実をおびてきた。特に最近ではイランがロシアと組みトルコをも巻き込んでいる現状ではなおさらだ。熱心なシーア派イスラム教徒であるイランは以前からイスラエルとは激しく対立してきたので、戦争になれば簡単には終わらない。

そして直接この問題には関係ないアメリカのトランプ大統領が、今なぜイスラエルに加担し、参戦するかというとトランプさんの娘婿クシュナがユダヤ人でありシオニストであるからだ。それに加えアメリカでは金融を支配するウオール街をユダヤ人が支配しており、選挙に必要な多額な献金をしている。またアメリカの4割を占めるキリスト教福音派はトランプの支持者で、彼らはエゼキエル戦争の実現を願っている。

イスラエルにあるエルサレムはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地であり彼らは世界の中心であると考えている。古来より西洋の歴史ではエルサレム争奪戦が常に繰り広げてきた。ヨーロッパは中世にキリスト教の聖地でもあるエルサレム奪還のために、百年以上も十字軍を送り続けていた。現在でもイスラエル首相ネタニヤフはエゼキエル戦争を実現し、神との契約を果たしたいと渇望している。

しかし我々日本人にとっては西欧の価値観とは隔絶している。日本には八百万の神々がいて一神教の神とは異なり門外漢だ。そのため西欧の確執に巻き込まれ参戦などしたくはないが、原油のほとんどを中東に頼る我が国もただの傍観者でもいられない。最近にわかに現実味をおびてきたエゼキエル戦争が実際に起これば世界は第三次世界大戦に向かうかも?(日本では全く報道されないこの話題は海外では盛り上がっています。勝田陶人舎・冨岡伸一)

 

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