
茶飲み話・核戦争
今世界は本当に混沌としてきた。ウクライナ戦争もロシアが劣勢となり、負ける可能性も出てきたが、あの大国ロシアが簡単に白旗を上げるとは考えられない。最後の手段として核爆弾を打ち込む可能性もゼロではない。また先日アメリカとイランの間で成立した和平合意もイランの強硬派。革命防衛隊の攻撃によりまたしても反故になりそうだ。核開発を急ぐイランが簡単にアメリカの指示に従い、核武装をあきらめる可能性は低い。
やっと中東の混乱が収まり、ホルムズ海峡の自由航行が実現すると喜んでいたがイラン戦争もまた長期化するか可能性もある。こうなるとやっと下がり始めた原油価格が高止まりし、インフレによる物価高が年金生活者を圧迫する。政府は年間2パーセントの穏やかなインフレを望んでいるようだが、上がらない年金で暮らす高齢者にとっては、以前のように物価が毎年安くなるデフレの方が生活しやすい。
アメリカがウクライナやイランで武器を大量に使用した結果、アメリカの武器倉庫はストックが減り続けている。それを知っている中国が、今がチャンスと着々と台湾進攻を推進しているらしい。最近アメリカの動向を見ていると本気で中国の台湾進攻を阻止する可能性が薄れている。アメリカ第一主義を掲げるトランプさんはビジネスライクに世界をとらえているので、自国に得にならない案件には興味がないのだ。
イランの次はいよいよ台湾を中心にした東アジアに危機が迫って来たので、日本も戦争に巻き込まれる可能性もある。国会でも憲法を改正し、中国の進行に備える議論も出てきたが、もしアメリカ軍が日本から撤退すると自衛隊では力不足なので、日本もいよいよ核武装を真剣に考えなければならない。今はまだ核武装など絵空事だが、中国の侵略から日本を守るのは核武装しかないかも?
核爆弾はそれを使用する事よりも他国からの侵略を抑止する効果がある。北朝鮮やイランが核武装を推進するのもそのためだ、世界の警察を辞めたアメリカが自国に戻ると、多くの国が核武装を望むようになる、最近では韓国でも核武装を真剣に考えているようだ、そうなると核武装国家に取り囲まれる日本も核武装を無視することは出来ない・・・。(アメリカが世界の警察を放棄し、国連の力も消えた。これからの世界はいよいよ戦国時代になるのか?勝田陶人舎・冨岡伸一)
投資

茶飲み話・投資
最近テレビなどでは連日、日経平均が最高値を更新しているニュースが流れる。アメリカでもイーロンマスクのスペース✖が上場し、半導体などの株式ブームが巻き起こっている。そうして多くの人が株式市場に群がり熱狂している。これからは新しいテクノロジーが人々の生活を劇的に変え、先端産業は発展を続けるので株式市場は上がり続けるだろうと煽っている。
トランプ大統領は元来不動産屋なので金儲けが大好き!自分の親族に株を買わせイランとの合意の是非を繰り返すことにより、株価を操作し多額鵜の資金を儲けているという噂もある。以前は大統領になると自分の親族の株式投資などはインサイダー取引として禁じられたが、今では黙認されているようである。オバマやバイデンなどの民主党の大統領も辞めた後、大金持ちになっていたので誰も文句は言わない。
アメリカの中間選挙が11月にあるので、それまでは株価が高値で維持されないとトランプ大横領の共和党は負ける。アメリカには選挙前に株価が高ければ選挙に勝つというジンクスがあるので株価は高値で維持されるだろう。問題なのは中間選挙が終わった後である。無理に株価を高値で操作すると暴落が来ることになる。なんでも大きく暴騰した後は必ず暴落になるので気を付けたいところだ。
去年から今年の初めまで貴金属価格が暴騰したが、その反動で現在は値下がりを続けている。どこまで下がるにか心配する人も多いと思うが、そろそろ底値に近付いていると思う。値上がりを続ける株式に乗り換える衝動に駆られるが、今はじっと我慢の子である。40年間貴金属を見ていて、こういうことは数年に一度はある。でも今売却すれば一年後には後悔することになるかも?
長い目で見ればゴールド投資は「あの時買っていれば良かった。あの時売らなければ良かった!」の連続なので慌てて売却することはない。株と違ってゴールドは会社が倒産することはないので、気楽に持ち続ければよいとお。今現金に換えても通貨の価値はこれからも、どんどん下がっていく・・・。(高齢者の投資は大きく儲ける事ではなく損をしない事である。勝田陶人舎・冨岡伸一)
鎖国

茶飲み話・鎖国
お隣の中国では最近不動産不況から始まった経済崩壊で人々の貧困が加速している。そのため海外企業もドンドン中国から撤退し失業率も高まった。若者達は大学を卒業しても就職先がなく、ウーバーイーツの配達か家でゴロゴロの生活をしている。日本にも多くやって来ていた留学生も外貨不足から大幅に減少した。またパスポートやビザの発給も厳格化され、海外旅行も難しくなっているようだ。
そして中国人が爆買いしていた都心のタワマンも、中国人が本国に戻り始めているのでタワマンバブルもやっと沈静化してきた。特にお台場にある晴海フラックなどは中国人が買い占め民泊に使用したが、日本旅行が減少したため売却に走っている。このまま中国人が日本に来なければ我が国の平穏は保たれる。マナーが悪く拝金主義の中国人が来なければありがたいかぎりだ。
中国ではいま毛沢東時代のような共産主義に戻り始めている。半世紀も前に鄧小平がめざした豊かな中国の理想は後退し、今後は貧困でも共産主義での国家運営を希望するた習近平独裁国家に進んでいく。いくら大衆が反発し、デモなどを始めても全国に張り巡らされた監視カメラで直ぐに感知され何の行動もとれない。もし捕まれば命の保証はないのだ。
このような状況でも中国では自動運転やロボットなどを大量に増産する政策をとり始めている。それでなくても就職難なのにロボットなどを多く導入すれば増々多くの人々の仕事がなくなる。すると失業者が街にあふれ社会は混乱するが習近平は意に介さない。彼らを再び農村などに追いやり農作業に従事させる方針らしい。でも一度豊かな生活を享受した若者が素直に農作業などを受け入れるのは難しいと思う。
いずれにしても今中国は国を閉ざす鎖国政策をとり始めているので、留学生や海外移住者がドンドン自国に帰り始めている。そして一度替えればパスポートは没収され二度と海外には出られない。そして海外での不法な蓄財があればすべて没収されるので、海外に住む中国人は戦々恐々としているらしい。いよいよ中国は北朝鮮を目指している。(中国は国が大きすぎて民主主義では管理できないのか?勝田陶人舎・冨岡伸一)
スペースエックス

茶飲み話・スペースエックス
先日テスラのイーロンマスクが創業した宇宙事業を推進するスペースエックスという会社が、アメリカ株式市場に上場された。この会社は現在宇宙空間にある衛星と地上のアンテナを通信させインターネットを提供している。多くの通信衛星を打ち上げることにより、地球上どこにいてもスマホでの通信が可能になってきた。これにより山岳地帯や洋上の通信空白地帯が消えていく。
イーロンマスクは現在では日本の国家予算に匹敵する金額を一人で所有しており、世界一の大金持ちである。そして今回のスペースエックスの上場によりその額はより増大していく。今の世の中は一部の大金持ちと大多数の貧困者の格差がどんどん広がり、大きな矛盾が生まれている。巨大な資本を持つ者だけが富を独占する資本主義経済は、いよいよ限界に近づいているようだ。
ところがイーロンマスクの夢は壮大で、その巨額な富を宇宙開発に投入するという。これから人類は月や火星に植民地を作り、最終的には火星に百万都市が誕生するらしい。15世紀から始まった大航海時代には西洋人達は未知のアメリカ大陸を発見し、多くの人が新天地に移住していった。まさにこれと同じことを今度は太陽系内で行おうとしているのだ。そのため彼には膨大な資金が必要で世界中から金を集めている。
まずは手始めに月に基地を作ることから始める。空気の無いところでの作業には多くのロボットが必要で、現在そのロボットを制作中である。とりあえず数年後には人型ロボットが数百万円で販売され、それを毎年グレードアップして月面でも作業できるように改良していくらしい。また月に基地を作るには膨大な物資が必要で、そのためのロケットは何度でも繰り返し使用できなければならない。でもそのロケットもすでに開発中である。
そして彼の説明によれば月の重力は地球の6分の1なので火星に行くロケットは、月の基地から発射すれば効率が良いという。凡人には漫画の世界としか考えられない絵空事の計画が着々と進められている・・・。しかし日本のテレビでは相買わずの熊騒動やどうでもよい話題ばかりが提供され、庶民は世の中に取り残されつつある。(10年後の世の中はとんでもないことになっている。勝田陶人舎・冨岡伸一)
景色

茶飲み話・景色
私が抹茶碗を作るにあたって最初に考えるのが景色である。景色とはランドスケープすなわち遠く望む雪をかぶった山々の連なり、海辺に立ち夕焼けに染まる水平線、行く手を阻む険しくそびえる岩肌、芽吹き始めた木々が重なる穏やかな里山などだ。それらを断片的に目に浮かぶまま手の平サイズの茶碗に映していく。何も具象の風景画でもないので筆使いなどとは無縁だ。ただ何となく景色を感じ取れれば良い。
抹茶碗も様々である。白い磁器の繊細な染付茶碗から、黒楽茶碗や厚手の土物まで飲む人の好みで選択される。でも私が土物に興味を抱いたのは日本人の精神文化から生まれたワビサビの概念やイトオカシなどの感性が表現できると感じるからである。これらは西欧の合理性から考えれば理解しがたい美意識であるが、最近は外国人でも日本文化の精神性を理解する人も増えてきている。
人は喜寿を過ぎればおおよそ人生の義務や責任からは解放される。毎日が日曜日で「ひねもすのたりのたりかな」である。あえて自身で課題を見つけて精進しない限り、誰にも強制されることはない。でもこの時間こそが人生最後の黄金期である。誰にはばかるわけでもなく好きな事ができる。そしてあたえられたこの貴重な時間をいかに過ごすかで人生は決まる。かといって長時間コンを詰める必要などない。のたりのたりと歩を進めればよい。
抹茶碗の景色などは抽象絵画を見る目に似ている。作り手の意志などとは別に使い手が勝手に情景を浮かべればよい。出来の悪い重い器と脇に置くのも、何かをイメージしゆっくりと飲み干すのもよしだ。陶芸を始めて40年になるが初期の頃、私の先生から抹茶碗は作り手の人格の反映であると言われたことがあった。確かに抹茶碗作りは、その人の長い人生の生き様を写す。
とりあえずこの年になって健康で日々試行錯誤の課題のあることに感謝している。生活の糧を稼ぐ仕事はつらい。しかし年金生活での仕事は趣味の延長線にあるので、好きな時に始め飽きたら終了する。文化とは基本経済的な余裕から生まれる。あと10年続ければ何とかなるかも・・・。(でもその頃の世の中と作品の景色はいかようであろうか?勝田陶人舎・冨岡伸一)
