茶飲み話・2025年
「いやあ、ここだけの話、かなりヤバイことになりそうですね!」常に時代の流れに興味を持ち、それを職業にしてきた私も、最近の世の中の動向はほとんど予測不能になってきた。少し考えただけでも懸念事項が多すぎるのだ。皆さんが信頼しているテレビなどのマスコミは真実を軽視しスルーする。そこで本日は私が考えている近未来、起こりえる諸問題を列挙してみた。
(1)観光客激増にまぎれこむ周辺独裁国家からの移民、難民の流入。(2)チャットGPTなどAIの急激な進化による雇用の喪失。(3)中国の台湾進攻にともなう戦争への巻き添え。(4)インフレによる円の価値減価。(5)医療の進歩による高齢者の激増。(6)税収不足による増税。(7)南海トラフなど大規模地震や富士山噴火の自然災害。(8)後進国の人口増や大規模災害による食糧不足。(9)電機などのエネルギー減。(10)二酸化炭素排出による地球規模での温暖化。
とまあ、思いつくだけでも軽く10を超える。「そんなこと心配していたら生きられんわ」との声も聞こえるが「備えあれば憂いなし」の諺もあるので心の準備は必要であると思う。年金世代にとって一番身近なインフレも怖いもので、一度進行し始めると、皆さん安いうちに物を買おうと買いだめを始めるので、モノの値段は増々上がっていく。先日まで1パック、100円の卵が気が付けば300円になった。そのうちまた下がるだろうと高をくくるも、もう元の値段には戻らないかも?
そこで考えうる対策を列挙してみると、食料備蓄や防災グッズなどの準備。自家発電機や蓄電地、電気自動車での電源確保。医療機関での定期的な健康チェック。一か月分位の手元現金。目減りする銀行預金を「貴金属」や株式、海外債券などに一部分散。頼れる友達や親戚などとの交流。地方の疎開先確保や農家との親交及び自家菜園など列挙すればきりがない。
歴史的に大きな転換点になるだろうと言われてきた2025年も、早いもので二年後にせまっている。戦後から80年そろそろ世の中、いつ大混乱が起こっても不思議でないサイクルに入ってきた。今朝も一杯の抹茶をすすりながら、戦後混乱期の記憶などをたどる昨今である。(どんな混乱でも1年もすればなんとなく収まるので、過度な心配はご無用かもね。勝田陶人舎・冨岡伸一)