茶飲み話・選挙

 

この秋は日本の首相選出、アメリカの大統領選と選挙が続く。私は元来生活に直接影響のある経済には興味があるが、ドロドロとした権力構造の政治には殆ど興味を持たなかった。「日本の政治など誰がやっても大差ない!」と達観していたが、最近のように世の中が混沌としてくると、そうも言っていられない状況になってきた。国を導く指導者によって我々の未来が大きく変わる可能性が高い。

いま世界は大きく分けて二つの勢力に分断される。一つはグローバリストと呼ばれる国境をなくし、全ての人種民族や文化が混在し共生する社会が理想とする人々。他方はその民族が持つ文化の独自性や伝統を重視し、国境を設け人々の自由な移動に制限をかける愛国主義的ナショナリストである。私は日本人の持つ独特な美学や価値観が大好きなので、当然保守のナショナリストの政治家を支持する。

そのような視点で考えるとアメリカでは民主党のカマラ・ハリスがグローバリストで、メキシコとの国境を閉じアメリカ第一主義を叫ぶ共和党のトランプさんがナショナリストである。アメリカの場合は民主党、共和党の二大政党で、党派によって考え方が明白であるが、日本の場合は自民党の中にそれぞれの考えかたの人が混在しているので、候補者一人一人の立ち位置を精査しないととんでもないことになる。

今回の自民党総裁選では9人の立候補者がいるが、それぞれの立場はあいまいである。しいて言えば親中の河野太郎はグローバリストで、亡くなった安倍元首相一押しの高市さんは愛国主義者である。彼女は先日も岸田首相が推進していた移民歓迎政策を変更し、過度な移民政策を排除する意向を示していたので個人的には高市早苗さん一択である。そろそろ日本も女性首相誕生のビックニュースを聞きたいものである。

最近中国では経済が崩壊し、日本に移住する人が増大している。このまま規制をかけずに放置すると大変な事になる。「日本は子供の学費もただで、医療費も格段に安い!」日本で就労しまともに税金を払えばまだしも、税金泥棒の増大では彼らの分も納税する勤労者が気の毒だ。(高市さん頑張ってください。皇室、国防。移民など政治の重要性はどんどん高まっている。勝田陶人舎・冨岡伸一)

 

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