最近貴金属の中でもシルバー不足が深刻になっている。シルバーは伝導率や反射率の良さから太陽光パネルや電子機器に使われているが、今その需要が爆発的に伸びている。今後は新たにEVバッテリーやデーターセンターの配線に大量に使われる予測だ。しかし銀鉱山での採掘はすでに限界を向かえ、供給が増える可能性は極めて低い。そしてこの状態を中国がいち早く察知し、シルバーを買い占めている。
そのため1年前まで貴金属店で買うことが出来たシルバー現物が現在ではどこも販売を休止している。野口コインなどで時々販売するが瞬時に売り切れになる。ヤフオクではシルバーの出品もあるが、市場価格より3,4割は高い値段がついている。この一年でシルバーは約150パーセントも値上がりしているが、将来的には乱高下はあるが当分は上昇していくと思う。
いよいよインフレによる物価高が我々年金族を襲い始めた。これから新年度を迎え値上げラッシュが止まらない。でも現役世代はベースアップもあるが、年金の増額は殆ど聞こえてこない。高市政権は食料品の消費税を減額する方針を掲げるが、財源がないので紙幣を印刷して対応する。でも紙幣の増刷はインフレを招くので、結果として増々物価高を呼び込む。なんとなく生きていると殆どの高齢者が老後貧困になっていく。
しかし対策が全く無いわけではない。インフレに強い貴金属に預貯金の一部を変える事である。このブログでは4,5年前から度々書いてきたが、当時は貴金属の話題など殆ど出ていなかった。ところが最近では多くのメディアが貴金属の重要性を取り上げている。個人的には今から動いて大丈夫なのかと思うが、各国政府がお金を刷り続けてバラマク限り、貴金属価格は押し上げられていく。
このブログを書き終えたらイラクで戦争が始まった。とりあえずはアメリカが奇襲攻撃に成功しハメネイを殲滅したが、この戦争が簡単に終わるとも思えない。ホルムズ海峡も封鎖されると原油価格が高騰し、日本にも高インフレの時代がやって来る。そして物価高は我々年金族の生活を締め付ける・・・。(唯一の防衛策はインフレに強いゴールドを持つことくらいかもね!でもゴールドも乱高下しリスクが高い。勝田陶人舎・冨岡伸一)
