おとなり中国では不動産バブルの崩壊や、習近平の愚策により今未曽有の経済不況に見舞われている。街には失業者があふれ、若者は大学を卒業してもフードデリバリーの仕事すらなかなか見つけられないという。でも無借金ならまだましで、下落を続けるタワマンなど不動産に、多額の住宅ローン組んだ人達には地獄の借金返済が待っている。なにしろ中国では自己破産制度がないので一生苦しむことになる。
「えー、これも偽物か、勘弁してくれよ高額で買ったのに!」日々の生活が困窮してくると、以前から所有しているゴールドアクセサリーなどを換金する人がっ増加する。でも18Kだと信じて買った太めのブレスレットを、貴金属店に持ち込み売りに出すと、これは贋作と言われ中からは砂が出てくる。また細めのネックレスは金の含有量が少ないか、比重が同じタングステンのメッキだという。購入した店に持ち込んでも当店は関知しないの一点張りらしい。
彼らは金になれば平気で人をだますし、「だますより、騙される方が悪い!」という文化で生きている。これは何も共産中国で始まったわけでなく古来よりの中国の伝統なので、彼らは血縁関係やごく身近な近親者しか信用しないのだ。もし近々共産党支配が崩壊して、新しい政府が誕生しても、首がすげ代わるだけで彼らの価値観が変わるわけではない。中国にいる限りは賄賂、汚職、偽造などから離れることは出来ないのだ。
そこで最近では中国人が自国の貴金属店を信用せずに、外国資本の貴金属店に客が集まっているという。紙幣の価値急落によりゴールドを買い求める客も多いようだが、これらの店には終日長い列が続きダフ屋までいるらしい・・・。いま中国政府はアメリカのドル基軸通貨から離れるために、ドル国債を売って世界中からゴールドを買い集めている。これが最近のゴールド価格上昇の一因にもなっていた。
そして国民にもゴールド買いを推奨しているが、これはいざとなれば彼らからは強制的に没収すればよいという思惑がある。基本共産主義は私有財産を認めていないので、自宅すら所有できないのだ。今問題のタワマンも使用権があるだけで、百年たてばまた国家にお返ししなければならない・・・。(写真・3月22日、銀座田中貴金属のオープン15分前の店頭、すでに7人の人が並んでいるが、まだこの程度なら大丈夫だ!勝田陶人舎・冨岡伸一)