茶飲み話・人口問題
「不妊治療受けにくい。44パーセントの女性」。少子化対策白書だってさあ!政府は先日、より不妊治療を受けやすい環境を整えるべきとの見解を発表した。もっと治療費の負担を軽減させ、出生率を高めたいと言う。これからの混沌とした時代、出産適齢期を逃した女性にまで無理して、子供を生ませる必要などないのではと私は素朴に思う。昔は不妊治療などと言う言葉は聞いたことがなかった。最初に私がこの言葉を耳にしたときは、避妊治療かと思ったくらいである。
「これからの日本は人口が増えすぎて大変です。人口密度は世界三位で、なんとかしてこの人口増加を抑えなければ日本は亡びます!」と我々が小学生の時に、社会科の授業で先生が強く言い放ったあの言葉は嘘であったのか?それでも当時の人口は1億前後で今の人口より少なかったのである。そして当時は妊娠中絶が奨励されていて、多くの女性が堕胎手術を受けた。私の母も私を出産した後、2度堕胎したと成人した頃に聞いた。そのころ母親を車に乗せ一緒に「水天宮様に水子供養」に出かけたのでよく憶えている。
そして今日、一億二千万人以上にまで膨張した日本の人口が、政府の思い通りにやっと減少し始めたのに、今度は人口が減ると大変だ!大変だと騒いでいるのだ。その理由は若い生産労働人口が減ると、国力が落ち年金受給者を支えられないからとの回答である。でもAIロボットを活用すればいくらでも労働力不足など補填できるのでは?ロボットを積極的に雇用し、ロボットから税金を徴収すればよい。彼らならサボらないし不器用な人間よりもよっぽど役に立つ。
むかし3チャン農業という言葉があった。オヤジは出稼ぎに行き、ジイしゃん、バアちゃん、カアちゃんで農業を支えた。それが次に人手不足の町工場ではトウちゃん、カアちゃん。ロボットちゃんの3ちゃん工場となる。そして次世代はいよいよバアちゃん(バーチャル)デジちゃん(デジタル)ロボットちゃんの無人のハイテク3ちゃん時代の到来だ!人間は一部の「開発者エリート」以外は役立たずでボケっとしてれば良い。
日本の人口など国土面積からすれば、江戸時代のように三千万人もいれば充分だ。現在は地球規模の割りに人口が多すぎるから、排出ガスなどによる温暖化の問題も起こっているのではないのか?ガソリン車から電気自動車に代えるのも悪くないが、その前に世界人口を急減させれば、もっと簡単に解決するよ!と迷惑な話だが「コロナウィルス君」が勝手に頑張っている・・・。
(間違ってもここ数年の人手不足のために、外国人労働者など雇用しないで欲しい。AIによる大量失業時代が直ぐそこまで忍び寄る。勝田陶人舎・冨岡伸一)
小室親子
茶飲み話・小室親子
「相も変わらず、最近ろくなニュースがないよなあ」。テレビ局はどこでも流行病のワクチン接種の報道ばかりだしオリンピックなど、どうでもよい私にとっては明るい話題と言えば大谷君の二刀流ぐらいだ。大谷は凄いよね!背が高く均整の取れた外見と、日本人離れした身体能力はメジャーリーガーの中でもダントツの輝きをはなつ。イケメンで性格もよいので、毎日彼の活躍を楽しみに野球放送などを見ている人は、世界中にもたくさんいると思う。
気になる話題といえばもうひとつ、わが敬愛する皇室・A宮家妃の御結婚問題がある。早く解決しないと皇室のイメージが台無しになって、取り返しのつかないことになるのでは・・・!最近密かにグローバルにマルクス主義を理想とする新左翼の台頭が目立ち始めた。この勢力は影で王室や皇室を潰そうと企んでいるのか?イギリス王室メーガンの問題と小室問題は共通点が多すぎで、とても偶然とは思えない。それにタイ王室の混乱と共和党保守・アメリカトランプ大統領の極端なマスコミ偏向報道による落選といい何か不自然だ。
日本の皇室問題に関して私の疑問は、A宮家のM内親王殿下がそもそも皇室の子弟教育するために設立された学習院大学を中退し、わざわざ国際基督教大学というキリスト教布教目的に、戦後皇室を潰そうと企んだGHQによって設立された大学を選んだのが理解できない。皇室には日本古来から続く素晴らしい神道があるし、これを先導し継承する義務が皇室にはあるとおもう。外部進学なら日本の伝統文化を尊ぶ國學院大學でしょうが・・・。まあ一般庶民の我々がとやかく言える立場にないので世間話程度にしておく。
ただ私が一番心配しているのは、もし今回の御婚約が破談になり、小室圭がアメリカマスコミに、この件の詳細をリークしたらどうなるのだ。メーガンもそうであったが、金銭目的で結婚する小室ならやりかねない。米テレビ会見で涙を流し数億円、暴露本を英語で書いて数億と、国民が税金の無駄遣いと批判する婚約違約金をゲット出来ずとも、大金稼ぐ方法はいくらでもある。
わが国の皇室はその長い歴史と、民に寄り添う穏やかな治世は日本のみならず世界からも賞賛されてきた。それが詐欺師まがいの小室親子に蹂躙されることなど許されない。A宮家も早く結論を出して欲しい。さもないとますます泥沼にはまることになり、戦後期のような皇室否定論まで発展することになるかも。
(写真はまだ粘土の状態の器。これから素焼きをし、釉薬をかけて本焼きする。まだどうなるか分からない小室親子の様である。勝田陶人舎・冨岡伸一)
引きこもりⅡ
茶飲み話・引きこもりⅡ
「あなたお願いだから、外に出て働いてちょうだい」と年老いた母親が懇願するも50歳になる息子は、「うるせいババア!」と一蹴した。引きこもったこの男と母親の関係はもうこうして30年近くも続くと言う。80歳になる年金暮らしの母親は自分が逝った後、息子のことが心配で夜も眠れないという。そこで解決手段としてテレビ局に協力依頼したらしい。
でもよく考えてみると引きこもり男が今さら外に出て、仕事につく必要性があるかどうかの判断は難しい。なぜなら世の中のトレンドの一部は、すでに自室の6畳間に引きこもる時代へと逆戻りしている。今日では6畳一間あればすべてが完結するのだ。金が稼ぎたければモニターを覗き込んで株式のデイトレすればよいし、得体の知れないビットコインのような仮想通貨を取引して稼ぐこともできる。
またユーチューブで引きこもり生活を日々面白く配信すれば、共感を得てフォロワーも増え広告費稼げるかも?何しろ今は引きこもり男が増殖しているのだ。スポーツしたければEスポーツがあるではないか。グランツーリスモは凄いぞ!自分がレーサーになって250キロで鈴鹿サーキットを爆走する。クラッシュしても自分も車もまったく無傷。大会に出て優勝すればかなりの賞金だってゲットできる。爺ちゃんの大会があれば私だってトライするよ。
恋愛したければ好きなタイプのバーチャル彼女をネットでチョイス。腹が減ればウーバーで好きなレストランの料理が自室で食える。こんなにも素敵な6畳間の引きこもり、今さら外に出て行っても「病原菌」の他には何もありはしない。とは何事も極端で冗談を好む冨岡に人生相談すればこのような見解になる。
でも若年層の引きこもりにはオンラインゲームにはまり、殆んど寝ずにゲームに熱中するヤングも多いらしい。なかには「ネトゲ廃人」と呼ばれ完全な中毒者もいるという。プロのゲーマーとなってそれで稼げるなら良いが、殆んどがただの依存症ではバーチャル六畳間での生活も難しいか?
自転車に乗り、汗水たらし料理を届けて250円。無愛想にそれを受け取る引きこもり男が、デイトレのパソコンタップで25万瞬時にゲット。世の中、何かおかしくないか?(少し変わった抹茶碗。勝田陶人舎・冨岡伸一)
キミプチ
茶飲み話・キミプチ
「おい、おい、それってマジかよ。知らなかったなあ!」突然驚きの書き出しですいません。もうご存知の方も多いのかもしれませんが、無知な私には初耳でした。「でも、何か変だと思っていたんだよね、以前から」。「だって電子レンジでチンしても全く固まらなで、トロッとしたままだ」ここまで書くと感の良い人はピンとくるのでは?
そうなんです。コンビニで買う牛丼やパスタの上にのる、あの美しい色の半熟卵の黄身ですよ。「あれって、実は擬似食品で本物ではないという」キューピーが業務用に独自開発した、油などでブレンドした黄身ソースだそうです。商品名を「キミプチ」といい一般には販売していないらしい。
それに弁当にのる半切りのユデ卵。あれも同じく擬似食品というのだ。外側の白身は硬く、内の黄身は絶妙の半熟「こんなこと絶対に出来るわけ無い」料理好きの人なら誰でも疑問をもつと思う。それによく買う卵サンドの卵までも合成だと聞くと、卵好きの人にはもう開いた口がふさがらない。
「どうせ私をだますなら、だまし続けてほしかった」バーブ佐竹・女心の唄。そういえばむかし唇が厚く、決してハンサムとはいえないが、どこか色気のあるバーブ佐竹という歌手がいた。この曲は昭和39年ヒットだというので、かなり古いナツメロである。でも彼はこの唄一曲でテレビから消えたので、ご存知の方は少ないと思う。
私の人生を振り返ってみると、騙したことも、騙されたことも殆んど記憶にないのは幸いである。日本人は相対的に真面目な人が多く、嘘を嫌う文化を持つ。ところが近隣諸国の人々は「嘘も百回言えば真実になる」とか「騙す方より、騙されるほうが悪い」が常識である。日本は島国でよかった!強いて言えば太平洋のど真ん中ハワイあたりにあれば、もっと良かったと思うこの頃である。
(今朝は卵の殻が割れたような、この茶碗を使った.。食べ物までが知らぬ間にバーチャルになる。勝田陶人舎・冨岡伸一)
閑居
茶飲み話・閑居
「小人閑居(ショウジン・カンキョ)して不善をなす」というこの中国故事は、「凡人が暇でいると、ろくなことをしない」という意味だと高校で習った記憶がある。先生に「だから若いお前らは雀荘などによらずに、もっと受験勉強せい!」と言われていた。しかし本当は閑居は間居(独居)で一人住まいをすると、ろくなことをしないという意味らしい。
若い頃は遊びや仕事と活発に行動するので、時間を持て余す実感は殆んどなかった。しかし仕事から解放された年金暮らしの日々は、言葉を変えて「老人間居して不善をなす」ではどうか?「好々爺が一人縁側のロッキングチェアーで日向ぼっこ」では生きている意味がうすれる。そこで「もう一度不良したい」と夢想するが、財力と体力が枯渇では、それもまた苦笑いの中で消える。
一軒おいた隣には私より3歳年上の先輩が、離婚して一人住まいをしている。時々道ですれ違うが、背を丸めどこか寂しそう。会釈はすれども、立ち止まって会話すると長くなるので、なるたけ避けている。どうも話し相手があまりいないようだ。彼がネットを利用して友達10人作っているかどうかを私は知らない。しかしパソコンやスマホを駆使すれは、オンラインで話し相手に不自由することはない。
最近私は時代に乗れないデジタル難民の老人を自分を含め「デジタル認知症」と呼んでいる。いわゆる一般に言う認知症ではないが、まったくデジタル社会に対する知識と認識が欠落している状態である。近頃行政が小学生にパソコンを無料で支給すると言う話はよく聞く。でも高齢者にも、オンラインゲームやネットアプリにつながるパソコンの支給と指導が必要なのでないかと強く思う。そうすれば少しは認知症も減らせ、行政の負担も軽くなる・・・?
なにしろ人類史上未曾有の大変革の時代がやってくる。時代の大波にどう対処するか?私も含め年配者でも他人事ではない。戸惑いながらも、何とか時代を受け入れるすべを収得しないと、無人店舗で買い物もできずに街を徘徊することになる・・・。ワクチン接種の申し込みはスマホでどうぞだって!
(今回から表題を・茶飲み話・とする。コンセプトは茶碗の紹介とシニア世代の日常的な浮世話。書き込みなど御自由にどうぞ。勝田陶人舎・冨岡伸一)