マスコミ

最近電車の中で新聞や週刊誌を開いている人が減っている。殆んどの人がスマホとニラメッコ!むかし話し声がうるさく閉口した数人で下校する高校生までが、会話するでもなくそれぞれがスマホに注目している。これでは当然雑誌など紙媒体も売れるわけない。そこで存続の危機を感じた週刊誌などマスコミが注目したのが、有名人のゴッシプネタを徹底的にえぐり出し、話題を自ら提供することである。狙いをつけた個人を刑事よろしく徹底的にマークし薬物、不倫、汚職などを調べ上げて公表する。この標的となったのが安倍首相夫妻と最近では沢尻なんとかいう、イカレポンチ女優である。この女優が薬物で廃人になって死のうが、我々には全く関係がないのに、なぜかサクラの会の国会追及の只中に大きく報道される。

最近私もそうだが若い人を初め、マスコミの発信する新聞、雑誌、テレビなどの情報を信用しなくなっている。彼らが発信する情報はその編集者の考え方やイデオロギーなど個人の好みや会社の都合できまる。メディア側の一方的な情報操作で大衆は管理できるとずっと彼らは考えてきた。しかし今ではネットなどスマホやパソコンで情報が飛び交い、その当事者の情報源をたどれば直接発信者の生の声が聞けるようになった。なにもマスメディアにより歪曲された映像や記事などを見る必要も無い。自社の利益や思考を優先して、中立公平で正確に情報を伝えるというマスコミの本文を忘れると、個人はますます偏向報道のマスコミを離れネットに向かう。そこで購読者維持のため週刊誌などは、より刺激的なスクープを探し魔女狩りを続ける。

近年テレビ、新聞、雑誌などマスメディアの重要性が希薄になり、各社その対応に苦慮している。そこで手っ取り早いのがイケニエ捜しである。まず週刊誌がゴッシップを暴く、するとテレビ局がその情報に乗り炎上させる。そして政治ネタは野党政治家が「待ってました!」と問題を取り上げて国会で追求する・・・。いまこれは暗黙の連係プレーのようで、国民の目を世界の重要事項から遠ざける手段とも思いたくもなる。マスメディアはビジネスなのでまだしも政治家はこの国をどうするか?国民から託されている。週刊誌ネタに後から追随しているようではあきれて、思慮深い国民はどんどん野党から離れていく。

そろそろ政治もAIに任せる検討を始めたらどうか?皆さんが求める清廉潔白で公平な適任者など人間では存在しない以上、汚職、利益誘導、不倫などしないAIロボット政治家の登場をまつしかないのでは。(経済ではトレーダーなど重要部署はすでにAIに変わってます。勝田陶人舎・冨岡伸一)

 

 

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