茶飲み話・ジャニーズ

 

「あれは私が高校生の時であった」。そのころ男性のアイドルグループとしてテレビの歌番組に登場し、人気のあったのがスリーファンキーズ(第一プロダクション)である。そしてその人気にあやかり、代々木で少年野球チームを指導していたジャニー喜多川が、チームのメンバーから四人を選びアイドルグループとして結成したのが最初のジャニーズである。

そして新しく登場したジャニーズはすぐに人気絶頂になったが、5年目のある日突然解散する。その原因として漏れ伝わってきたのが、メンバーの一人、中谷良に対するジャニーさんの異常性愛である。でもこれはマスコミにはあまり報道されずに、あくまでも噂話としてなんとなく消えていった。彼らとは同世代で近親感を感じていたのでよく覚えれいる。

しかしこの時マスコミがもっとこの事件を問題視し、ジャニーさん蛮行を報道すれば、その後起こる多くの性被害はなかったはずだ!ところがジャニーさんは上手くすり抜ける・・・。そして時は流れ次にフォーリーブスの北公次が、ジャニーさんの異常性愛を詳しくマスコミに訴えたが時はすでに遅し、ジャニーズの影響力は大きく、再びもみ消されてしまった。

「英国BBCの報道により、日本のマスコミもやっと重い腰を上げた!」しかし現在当事者は鬼籍に入り、その罪を問われることはない。そしてジャニーズ事務所は東山を社長に立て再起を図る。でも日本のポップカルチャーに君臨し続けてきたジャニーズも、そろそろ時代遅れの感もある。今は芸能事務所やマスコミをスルーし、ネットアクセスで個人でも活動できる。

最近のビックモーターやジャニーズ問題といい、力の強い者に忖度するマスコミの堕落には失望するばかりだ。権力に対峙し真実を報道してこそ、マスコミの使命だと思うのだが!私自身も最近ではテレビや新聞など、ほとんど見なくなった。ネット検索でグローバルに何でも情報アクセスできる・・・。(ジャニーズ危機と同様、マスメディアの危機でもある。勝田陶人舎・冨岡伸一)

 

 

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