茶飲み話・錦鯉

 

「泳ぐ宝石とまで言われる錦鯉を、先日中国が輸入禁止にした!」錦鯉と言えば我が国が誇る養殖魚の最高傑作だが、今では広く世界中に輸出されている。でもその額は約80億円で、中国の占める割合は12億であるという。たったの12憶程度で、わざわざ雄叫びあげる今の中国はかなりヤバイ状態であるといえる。こんな規制して何か影響があるのか?はなはだ疑問である。

背景は福島原発処理水による海産物輸入禁止の影響があるが、淡水魚の錦鯉までがその対象となるのは合理性にかける。ようは日本が欧米と組んで半導体製造装置など、ハイテク製品輸出禁止に対する腹いせである。そして海産物として残る一つは真珠だ。これも近々「日本の海で生産する真珠のネックレスは首から被曝する」と言うかもね?

「中国は今、大変な時限爆弾を抱えている」近年の大規模な不動産開発は無計画に進み、気が付くと20億人分もの高層マンションが建設された。「人口が14億なのに、いったい誰が住むのか?」そのうえマンションを買える富裕層はたった1億人程度である。最近の大手不動産会社の破綻はまだ助走にしか過ぎない。そしてこれから始まる中国の混乱により、我が国も巻き込まれる可能性が非常に高い。

そこで対策としては中国貿易の比重の高い企業への就職や投資は当面避けることである。しかし相変わらず危機感のない日本企業は多い。特にパナソニックなどは1年前までは新たに中国に工場を増設し、本社を中国に移すとまで言っていたのだ。アホな社長に経営を任すと従業員もたまったものではない。事実、中国の経済的悪化はそれに依存する日本企業の業績を急速に落ち込ませている。

その中国が今ゴールドを爆買いしている事をご存じか?理由はドル紙幣や自国通貨が信用できないからである。現在はアメリカの金利が5パーセントと高いので金利が付かないゴールドは下落するはずである。なのにゴールドは高値で安定している。これはおかしな現象だ!たぶん来年はどちらかに大きく動く可能性が高い。(明日の事は神のみぞ知る。勝田陶人舎・冨岡伸一)

 

 

 

 

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