茶のみ話・クロード

 

最近急速に高まっている話題の一つに、生成AIなどテクノロジーの劇的な変化がある。10年先の問題など我々年金族には関係ないと無視することも可能だが、現実を生きる以上そうもいかない。最近では若い人を中心にチャットGPTが普及し、学校でも先生や教師の代わりに様々な質問をチャットGPTに尋ねるようになってきた。膨大なデーターを蓄積するAIは日々進化し、瞬時に適切な答えを導きだす。

そしてアンソロピック社が新たに開発した生成AIのクロードなどはテキストだけではなく、映像や動画なども自由に創作できるので簡単に偽情報なども氾濫し始めている。自分の知らないところで自分自身の映像や音声が勝手に一人歩きし、詐欺の勧誘などに使用される。本物か偽物かの判断が難しいのでネット動画なども疑いの目をもって見る必要が出てきた。

まだ十数年先だろうと考えられていたAIの人工知能が、3年後には量子コンピューターなどの登場により、人間の知能を完全に凌駕する時代がやって来る。すでにAIがAIを開発することによりコンピューター入力速度は劇的に進んでいるが、量子コンピューターは今まで絶対に不可能とされていたビットコインなどの暗号キーも、解読される可能性がある。すると同時に銀行口座の暗証番号なども解読されるかも?

あるひ突然自分の銀行口座の預貯金が抜き取られることもゼロではなくなる。これからの通貨は紙幣からデジタルドルや円に代わっていくが、データーだけの通貨では紙幣よりも心もとない。紙幣ならまだタンス預金も出来るが自分のパソコンやスマホのウォレットではネットに繋がっているので、いつハッキングされるかも分からない。

日本よりAI技術が進んでいるアメリカでは有名大学の電子工学科を卒業しても就職が難しくなってきた。プログラム開発など殆どの作業をAI自身がやるので最低限の人手で済むという。近未来の大失業時代の到来は皮肉な事に頭脳労働者から始まっているようだ。すでに中国でもそうだが大学を卒業すると同時に仕事がない定年退職者ではなんの希望もない。(コンピューターやロボットは24時間勤務で文句も言わず早くて正確!勝田陶人舎・冨岡伸一)

 

 

© 2026 冨岡陶芸工房 勝田陶人舎