茶飲み話・時間

 

十年後には大量失業時代がやって来る!という話が最近かなり現実味をおびてきた。AIロボットの急速な進化に伴い、現在でもホワイトカラーの事務職がいらなくなっている。そしてそれはパソコンなどを使った知的労働の世界へと移行し、工場のラインや物流、物販などのサービス業の職種へと広がっている。そして数年後には今はまだ人手不足のタクシー、バスの運転手も自動運転に移行する。

大手のタクシー会社では既に都内で自動運転の走行テストを始めており、導入も近い。朝起きて出社したら、いきなり解雇通告を告げられ、数か月分の給料上乗せでクビを切られる。そして怖いのはこの現象があらゆる職種へと拡大しているので、今はまだ安泰でも数年先の状況などは全く見通せない。このような時代に多額の借金をし、タワマンなどを購入するのは親の遺産でもない限り自殺行為だと思う。

たったの十年後さえ分からないのに30年もの住宅ローンを組み、住宅を購入するなどかなりのギャンブルではないだろうか?かつてのように世の中がまだ人類のペースでゆっくりと流れていた時代から、今は劇的に時間が早まるAI時間へと突入している。いままで数年かかっていた複雑な仕事などもAIなら瞬時に完了する。AIが全ての物をコントロールするようになると人間の時間から、超高速のAI時間へと変わっていく。

一般人はまだ殆どの人がのんびりと人間時間で生活をしているが、実際には世の中はすでにAI時間に変化した!このことに気が付いている人はまだ少ないので多くの人が時代に取り残されていくはずだ。しかし気付いたとしても凡人には対処のしようがない。数年後にはAI自らがAIを進化させていくのでノロマな人類など蚊帳の外になる。

むかし同じ時間でも早く進むネズミの時間と、ゆっくり進むゾウの時間という本が話題になったことがあるが、今では人の時間とAIの時間では時間の概念が全く異なる。AIの時間で生活すれば1年はおろか半年先でも様変わりだという。このまま時代が加速度的に進んでいく未来は人類にとって良いのか悪いのか?私には理解できない。(医学の劇的な進歩など良い部分も多いが、生きがい喪失など負の部分ある。勝田陶人舎・冨岡伸一)

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