「人類の未来って、明かるいのか?」とふと考えることが多くなった。最近マスコミでも、連日のようにチャットGTPなど人工知能の急速な進化に対する危機感が報道されている。このブログでも取り上げたように、すでに人の音声は正確に合成できるようになった。すると同じくAIで合成された映像と組み合わせると他人が自分になりすまし、ネットなどで嘘を拡散することも出来る。
「ロシアのプーチン大統領には替え玉が三人いる!」という説をご存じだろうか・・・?実はプーチン大統領はすでに癌を患い、今の大統領は替え玉だというのだ。「歩き方が違う、目鼻立ちが違う」と情報が飛び交うが真相は知る由もない。プーチン大統領は、ひょっとするとすでに合成された映像かも?と私は疑ったりもする。
でもこの程度の進化はまだ序の口だ。近未来、人工知能AIが人間の行動を観察し、我々に「今日はご気分が悪そうですね?」などと話しかけてくる。そしてAI自らが感情を持ち始めると大変なことになるらしい。不具合があるとAI自身が勝手に修正を始め、足りない部分はネット経由で他のAIにアクセスし、データーを取り込んでバージョンアップしたりする。
するとAIが人間を無視し暴走をはじめる。人の指示に従わずドローンやロボットを使って人類淘汰に進む可能性もある。いまAIに人類に準じるモラルや道徳心を持たせる研究が行われているが、一歩間違えると制御不能になる危険性もはらんでいる。進化したAIには無能な人類は排除の対象でしかなくなるかも?
そこで先日もテスラのイーロン・マスクをはじめ世界の名だたる知識人が、半年間AIの進化を止めるべきだと発言したが、中国などとのAI覇権戦争が起こっている現状では、開発を緩めると取り返しのつかない遅れにつながるということだった・・・。庶民にはうかがい知れぬところで、世の中激変しているのです。(すでにもう誰にも止められないかもね?勝田陶人舎・冨岡伸一)