「死者を復活、急拡大!」というニュースが先日、読売新聞の1面ヘッドラインで踊った。「え、どういうことだ」と紙面を目で追うと、いま中国では生成AIの技術が進み、死んだ人を映像でよみがえらせる事が出来るようになっているらしい。例えば会社の年次総会などで死んだはずの創業者を復活させ、まるで生きているように8分間スピーチし、会社の方針などを示すという。
これを聞いた従業員は創業者の意見は絶対なのでそれに従うことになる。中国ではこのように故人をよみがえらせるビジネスが急速に拡大し、新たなトレンドになっているという。しかしこのような技術を悪用すれば有名人などになりすまし、詐欺にさそうことも出来るので注意が必要だ。事実最近ではホリエモンや森永辰郎になりすまし、投資詐欺なども頻発している。
でも本当にヤバいのは近平ちゃんなどの独裁者が死んだことを隠し、映像の中で生き続けてしまうことだ。すると世代交代など起こらず永遠に庶民は言論統制され、弾圧の中で奴隷のように生きることになる。いま近平ちゃんは独裁者として死ぬまで主席であることにでは飽き足らず、AI独裁者として永遠に主席であることを画策しているうようである。
AIロボットの軍人やドローン戦闘機、無人運転の戦車などを使って軍隊を作れば、生身の人間など手も足も出ない!中国がこの分野に積極的に資金を投入しているのはこのような意図が見え隠れする。「そんなことあるわけない」と一笑したいが、どこか現実味を帯びている話で背中が寒くなる・・・。(AIに管理される未来がもうそこまで来ている。勝田陶人舎・冨岡伸一)