茶飲み話・百均鳥

「こんな物まで百円で買えるのか?これでは一般店舗は死ぬしかないな」と感激するやら、あきれるやらだ・・・。船橋駅近には、百円ショップ・ダイソーがある。この店舗はワンフロアーが広く8階建てなので、生活雑貨や菓子などの品揃えが豊富。そこで私も毎朝飲んでいる抹茶が玉になるので、先日「茶漉し」を探しにここ訪れてみた。するとキッチン用品コーナーで簡単に手に入りニッコリ。これで晴れて「百均鳥・ひゃっきんとり」の仲間入りと苦笑もした。

近年は物品や飲食費などが安くて助かる。先日もサイゼリヤにいったら、そこそこの白ワインと本場の絶品プロシュートを食べて、たったの千円である。チマタで言う「サイゼの千ベロ・千円でベロベロに酔える」これは真であった。ファッションはユニクロ、千円床屋に通い、好きなミュージックはスマホで取り込む。それに学びたければ、本はキンドル。ユーチュブでは全てのジャンルで一流講師の講演が無料で受けられる。

「日本は物価が安く、サービスはタダで、安全だし最高だわ」これは来日する観光客の本音である。でもこれって褒め言葉ではない。以前日本は観光資源は豊富だが物価が高いので、欧米人はもちろんアジアからの観光客なども殆んど寄り付かなかった。でも現在では長期デフレの結果生活費が安くなったので、コロナが収束すれば観光客が日本に押し寄せてくる。あげくは不動産を買いあさり、住むことをもくろむ中国人も増えそうだ。

30年前は人口の多い団塊ジュニアが受験で、どこの大学も狭き門であった。そのため受験に失敗した学生の一部はアメリカに留学し、語学学校は日本人で溢れるという現象が起きた。その頃の日本は物価高だが、庶民の給料も高く地方から東京の大学へ通う費用で、アメリカ留学の経費が賄えた。でもそのご長期に渡りアメリカの物価は上がり、日本は下がったので、今ではサラリーマン子弟のアメリカ留学など高嶺の花である。

日本人が皆で物価の安いデフレ時代に慣れると、知らぬ間に日本から生活費の高い海外に出られなくなる。それは私の青春時代に戻るということだ。当時は欧米の物価が高くそのうえ1ドル360円であったので、海外留学などほとんど考えられなかった・・・。百均で買い物し、皆で倹約すればするほど金は回らず、庶民は貧困になる。(消費税など廃止し、アメリカ人のようにカードを使い、浪費すれば景気が良くなる。勝田陶人舎・冨岡伸一)

 

 

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