茶飲み話・学習塾

私が学生時代の1960年代の後半、日本でも多くの若者が社会主義や共産主義を標榜していた。特にその頃、文化大革命を中国で推し進めていた毛沢東主席は人気があり、一部の若者達は毛沢東の著書「毛沢東語録」に心酔していた。日本でも共産主義国の実現を!などと叫び過激なデモ行為をしていたのだ。しかし当時の毛沢東・中国は貧しく、三度の食事にも事欠く有様だった。そのご鄧小平の時代となり国を開くと、年々豊かになり今日の繁栄を築いた。

「ついに始まったか?習近平が中国を毛沢東時代に戻すと言い出したぞ!」アリババ、テンセント、ティクトックなどインターネットを利用した中国のネットビジネスが、規制され縮小に向かっている。先日は学習塾が廃止され、営利目的での塾の経営はできなくなった。盛んであった英語教育も小学校の授業がなくなり、その代わり習近平思想や体育、国語の時間を増やすと言う。

先日テレビを見ていたら、ひと気のない空港で中国便だけに長い列が出来ていた。取材スタッフは「日本はコロナ感染でこれからひどい状況になるから、脱出するのだろう」とコメントをしていたが、私は違うと思う。いま中国では海外在住の自国民に帰国をうながしている。そして帰国したら最後、新たなビザの発給は縮小されるので、もう日本に戻れないこともありそうだ。

スマホでのネット利用や海外渡航は中国の人々に、民主主義思想を植え付けていった。この現象は共産党否定に繋がり、自身の安全を憂慮する習近平は海外との情報を遮断し、再び毛沢東時代に回帰する路線を選んだらしい。でもこの選択はよろしくない。国力が弱り、数年先には経済の中国脅威論が薄まることになる。せっかく海外の技術をパクリ、世界ナンバー2に大躍進したのに、ご苦労様です。

これから中国の若者はユトリ教育が推進されるらしい。すると過度の受験競争も終わり、競争に負けた寝転び族も起き上がる。中国が急速な経済発展を目指さなければ、二酸化炭素の排出量も減り、毛沢東時代のように環境維持にも貢献できる。「習近平さんありがとう」。あなたの暴挙のおかげで、わが国は逆に経済発展できる可能性もでてきた。

(中国人が観光地に溢れ、デパートで爆買いする過去もあった。これから時代は一寸先は闇!今朝は漆黒の茶碗でいっぷく。写真の楽茶碗は30年前に3万円で購入したものです。勝田陶人舎・冨岡伸一)

 

 

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