breaking news 雪

昨日、出張で姫路に行ってきました。関西は12月としては思いのほか寒く、関が原・米原付近は雪で、この時期としては珍しく積雪もありました。とうぜん新幹線も減速運転で、5分遅れで姫路に到着。私はもう40年以上、月1、2回のペースで関西出張しているが、いつも冬の季節は積雪での遅れに戸惑う。

50年以上も前、東京オリンピックの前に新幹線は東京、大阪間が最初に開業した。、最初の計画ルートは、積雪の少ない名古屋から鈴鹿山脈を突き抜け、まっすぐ西に進むルートだった。ところが(自民党の大物政治家、大野伴睦)が名古屋の北の岐阜出身で地元の選挙区民への利益還元として、反対を押し切り強引に「降雪地帯、関が原」を通るルートに変えてしまった。そして岐阜の田舎の畑のど真ん中に駅を作り、付けた名が岐阜羽島駅。駅舎以外に当時は、本当になにも無っかた。

こうした一人の政治家の暴挙がその後半世紀以上、今後100年間かもしれない?観光客やビジネスマン達の冬場の移動を、悩ますことになる。

でも、車窓から眺める雪景色もたまには悪くない。

“breaking news 雪” への1件の返信

  1. 今回の「雪」を見て、亡き父の故郷が目に浮かびました。清水トンネルを抜けると、群馬県側とは様変わり、まさに川端康成の「雪国」です。魚沼産コシヒカリ、日本酒八海山でも有名です。今は新潟県魚沼市堀之内ですが町村合併前は「北魚沼郡堀之内町」でした。最寄駅は北堀之内という今は無人駅です。
    上越新幹線の沿線ではありますが、市内には新幹線の駅はなく、停車駅には地元民が熱望した市内の小出駅でもなく六日町駅(隣の南魚沼市)でもなく、ご多分にもれず中間地点の「浦佐駅」に政治的判断(超有名な元総理大臣)?で決定されたようです。              時の流れと言えばそれまでですが、在来線の各駅前や旧三国街道の各宿場町などかつての面影が少ないところがさびしい気も致します。                          わたしは日本の伝統的な・文化的な「もの」を残すにとどまらず、「こと」を残すようにしたいと思っています。   

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