茶飲み話・団十郎

市川海老蔵、今夏の団十郎襲名延期!というニュースをみた。最近週刊誌やネットでなにかとお騒がせな、海老蔵が歌舞伎界最高位の名跡である団十郎を襲名するらしい。歌舞伎に特別興味があるわけではないので、どうでも良い話だが団十郎だけはそれなりの人格者が継承しないと、日本の伝統的古典芸能を汚す恐れがある。

「俺はお前らと違って、将来は人間国宝になる男だ。控えろ下郎ども!」と若き海老蔵は傍若無人にふるまった。これに怒った関東連合を名乗るチンピラ集団にボッコられて、大怪我をおわされた例の六本木クラブ事件もまだ記憶に新しい。あの事件で新婚ホヤホヤだった小林麻央さんは、ストレスで乳癌を患ったが海老蔵が心酔する詐欺師のいかさま療法を受け、幼子を残して他界した。

そして妹の子の世話に通ってきた姉の小林麻耶さんにも、あろうことか仮眠中に上からのしかかり乱暴しようとしたという。これは本人がネットで告白しているので間違いない。また今でも独り身をよいことに子供達をほったらかし、夜な夜な女漁りを繰り返しているという海老蔵!こんな男が歌舞伎界の名跡・団十郎襲名は問題なのではないのか。

私が歌舞伎というものを始めて見たのは高校生の時である。「日本人として生まれたからは、歌舞伎くらい教養として知らなくてはだめだ」と歌舞伎好きの父親の勧めで、何度か歌舞伎座を訪れたことがあった。そして最初に見た演目は勧進帳だったと思う。当時主役の弁慶は尾上松禄が演じたと記憶する。そして観劇の後に、亡くなった11代目・団十郎は気品がありすばらしかったなど、いろいろと後講釈を聞いていたので、無頼漢・海老蔵の団十郎襲名など言語道断である。

1960年代はマルチタレントとして新劇でも活躍した松本白鷗筆頭に、同世代の若手歌舞伎役者が多く登場した時期でもあった。先日なくなった吉衛門、菊の助、辰之助、新之助、すこし若く玉三郎に勘三郎と歌舞伎界が華やかであった頃だ。でもこの中では先日なくなった12代目団十郎・海老蔵の親である新之助は、声も悪く大根役者だと父親が酷評していた。(襲名のたびに品格が落ちていく団十郎。まるで歌舞伎界の衰退を拝むようだ。勝田陶人舎・冨岡伸一)

 

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