茶飲み話・UK

表題に挙げたUKとはご存知のように、ユナイテット・キングダム(王国連合)という意味でイギリスのことをさす。実は今このイギリス・大英帝国が、国家崩壊の岐路に立っていることはあまり知られてない。大英帝国はもともとイングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランドという四つの王国の連合国家である。

しかしこの連合国家がいま解体の危機にある。原因は数年前に実行されたブレクジット、すなわち欧州連合・EUからの脱退である。国民投票まで行なわれて決定されたEUからの離脱だが、スコットランドはこれに最初から猛反対をしていた。メインの輸出品目であるスコッチウィスキーなどに、EU諸国から関税をかけられると販売数が減り、地場産業が痛手を受けるとの理由だ。

そもそもイギリスがEUからの脱退を望んだのは、国境の無い同じEU後進国である東欧諸国からの大量の労働者流入である。彼らの職場進出に自国の労働者が職を奪われ、不満が増大していた。しかしあまり産業の発展していない、スコットランドやアイルランドはその影響を受けない。それならばいっそ独立をということになり、来年国民投票でその決を採る。そして投票の結果は独立支持が上回るはずだ。

スコットランドとアイルランドが独立すると、大英帝国イギリスも小国になる。そして欧州から孤立し他に同盟国を探す。すると組む相手は東アジアで同じく孤立している日本ということになりそうだ。最近は新聞紙上でも日英同盟の復活という記事を目にするようになった。イギリスとしても香港を失った現在では、東アジアに拠点を求めると、まともな国は日本しかない。

アメリカが国内回帰を強め、東アジアから手を引くと日本の防衛は崩壊する。北海道はロシアに取られ、沖縄は中国に帰属するかも?そこで日英同盟を結びイギリスと親子関係にあるオーストラリア、ニュージーランドの4カ国で新たな包括的枠組みを検討する必要が出てくる・・・。(イギリスと日本で次世代戦闘機を共同開発することが先日決まった。勝田陶人舎・冨岡伸一)

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。