茶飲み話・スペースエックス

 

先日テスラのイーロンマスクが創業した宇宙事業を推進するスペースエックスという会社が、アメリカ株式市場に上場された。この会社は現在宇宙空間にある衛星と地上のアンテナを通信させインターネットを提供している。多くの通信衛星を打ち上げることにより、地球上どこにいてもスマホでの通信が可能になってきた。これにより山岳地帯や洋上の通信空白地帯が消えていく。

イーロンマスクは現在では日本の国家予算に匹敵する金額を一人で所有しており、世界一の大金持ちである。そして今回のスペースエックスの上場によりその額はより増大していく。今の世の中は一部の大金持ちと大多数の貧困者の格差がどんどん広がり、大きな矛盾が生まれている。巨大な資本を持つ者だけが富を独占する資本主義経済は、いよいよ限界に近づいているようだ。

ところがイーロンマスクの夢は壮大で、その巨額な富を宇宙開発に投入するという。これから人類は月や火星に植民地を作り、最終的には火星に百万都市が誕生するらしい。15世紀から始まった大航海時代には西洋人達は未知のアメリカ大陸を発見し、多くの人が新天地に移住していった。まさにこれと同じことを今度は太陽系内で行おうとしているのだ。そのため彼には膨大な資金が必要で世界中から金を集めている。

まずは手始めに月に基地を作ることから始める。空気の無いところでの作業には多くのロボットが必要で、現在そのロボットを制作中である。とりあえず数年後には人型ロボットが数百万円で販売され、それを毎年グレードアップして月面でも作業できるように改良していくらしい。また月に基地を作るには膨大な物資が必要で、そのためのロケットは何度でも繰り返し使用できなければならない。でもそのロケットもすでに開発中である。

そして彼の説明によれば月の重力は地球の6分の1なので火星に行くロケットは、月の基地から発射すれば効率が良いという。凡人には漫画の世界としか考えられない絵空事の計画が着々と進められている・・・。しかし日本のテレビでは相買わずの熊騒動やどうでもよい話題ばかりが提供され、庶民は世の中に取り残されつつある。(10年後の世の中はとんでもないことになっている。勝田陶人舎・冨岡伸一)

 

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